個人が株を会社へ売ったとき、利益が出ると当然に所得税がかかります。
上場株も非上場株も時価で売買することが所得税では求められています。
もし、時価よりも高いか低い価格で売却した場合、利益に係る税金以外にそれぞれ課税関係が発生することがあります。
実際の売買価格 | 課税関係(個人側) | 課税関係(会社側) |
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時価よりも低い | 追加なし(※1) | 受増益 |
時価よりも著しく低い(1/2以下) | みなし譲渡(※2) | 受増益 |
時価よりも高い(※3) | 給与or一時所得 | 賞与or寄付金 |
※1 同族会社への売却の場合は時価で売却したとみなされる可能性があります。
※2 所得税59条1項2号
※3 役員・社員なら給与所得、会社の課税関係は役員賞与・賞与、外部者は一時所得、会社の課税関係は寄付金
(参考URL)
法59条関係 https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/shotoku/12/02.htm