✔会社で掃除をするって時間の無駄ではないですか?
こんな声が聞こえてきます。
掃除は業者さんに任せて社員は自分たちの仕事に集中すべきではないか・・・
果たしてそうなのでしょうか。
環境整備で掃除をするとは「行動すること」であるとお話ししました。
仕事場で掃除をすることはよくあることですが、
環境整備で掃除をすることは、意味が違います。
単に、部屋をキレイにするのではなく、心を鍛えているのです。
まんべんなくではなく、徹底して、考えてやらないといけません。
イエローハットの創業者の鍵山秀三郎さんは掃除の神様といわれています。
近所はもちろん、小学校や駅などにも出かけトイレ掃除をし、活動に賛同した人たちといっしょにトイレ掃除を広める活動をしてこられた方です。
鍵山さんの著書によれば、毎日の掃除を社員全員でやってきたことで、今の会社になったと自負されています。
その鍵山さんの言葉がこれです。
掃除をすると・・・
1、心が磨かれる
2、謙虚な人になれる
3、気づく人になれる
4、感動の心が育まれる
5、感謝の心が芽生える
社長がだれよりも早く会社に来て、玄関を掃除しているというのを聞いたことがあります。
鍵山さんの言葉によれば、
掃除をすることは、玄関をきれいにすることだけではないようです。
社長自ら率先して、心を鍛える実践をしているということでしょう。
掃除は、決して時間の無駄ではないということですね。
参考記事:環境整備とはなんですか?(4)