環境整備とは、仕事をやり易くする環境を整えて、備えることです。
今回はその3回目「清掃」です。
前回まで、「整理」、「整頓」についてお話ししました。
それでは環境整備でいう清掃について解説していきます。
参考までに、整理はこちら、整頓はこちらを見ておいてください。
環境整備でいう清掃とは「行動する」ことです。
清掃は掃除と考えてもかまいません。
普通にいう掃除は、部屋全体をまんべんなくキレイにするイメージです。
しかし、
環境整備の掃除は、
今日はここと決めたところ徹底的にキレイにする、磨くです。
なんとなく掃除をしているとあまり考えずにやってしまいます。
しかし、環境整備としてやるとなると、
掃除の範囲をまず決めます。
例えばある場所を1週間交代で掃除するとしたら、
まず、決めた範囲を1週間で終わるスケジュールを立てます。
今日はここ、明日はそこという具合に、毎日の掃除する箇所を決めます。
後は行動するのみで、決めた範囲を確実に1週間で終えます。
なんとなくするのではなく、考えて行動することが重要です。
環境整備の清掃(掃除)をすることにより、普段の仕事に一定の効果が期待されます。
(効果1)
段取りをしてから取りかかるようになり、生産性が上がる。
(効果2)
徹底してやっているので、やっている中で気づきが得られる。
(効果3)
その日の仕事を決めて完了させていくので、毎日達成感が得られる。
環境整備は毎日続けることが大切です。
普通の掃除ではなくて、環境整備の清掃(掃除)を毎日続けましょう。
行動しましょう。
毎日、一生懸命やっていると自然と身についていきます。
うちの事務所では、朝礼の後、環境整備を毎日全員で実施しています。
仕事の生産性や満足度も上がって、おまけに事務所もキレイになるなら
やらない理由はないですよね。