課税売上割合の計算上の5つの注意点
課税売上割合は仕入控除税額の計算に欠かせません。計算は課税売上を総売上で割るだけですが、5つの注意点があります。分母・分子の売上には輸出免税売上を含めます。逆に不課税取引に係る売上は含めません。有価証券等の譲渡は譲渡価額の5%を分母に加算します。
課税売上割合は仕入控除税額の計算に欠かせません。計算は課税売上を総売上で割るだけですが、5つの注意点があります。分母・分子の売上には輸出免税売上を含めます。逆に不課税取引に係る売上は含めません。有価証券等の譲渡は譲渡価額の5%を分母に加算します。
仕入控除税額は課税売上5億以下かつ課税売上割合が95%未満の場合、課税仕入に係る消費税を全額控除できます。それ以外は、個別対応方式又は一括比例方式で課税売上に係る消費税から控除されます。一括比例方式を選択した場合、2年間は個別対応方式を選択できません。
年末調整を前に令和2年度の所得税改正の4つのポイントを解説します。給与所得控除の改正、所得金額調整控除の創設、基礎控除の改正、ひとり親控除の創設の4つです。給与収入850万円までは影響はありませんが、超えると増税になります。