清水会計の清水です。4月20日に閣議決定された10万円給付について、もう少し詳しくお話します。
10万円をもらえるのはありがたいけど、それに税金はかかるのでしょうか?気になるところなので解説していきます。
その前にどういう制度かはこちらでチェックしてください。
(関連記事) 特別定額給付金(仮称)の概要
給付金10万円は非課税です
では、この給付金に税金がかかるか?については「NO」です。かかりません。政府は急激な収入減を支援するということで、非課税にしました。
103万円にも影響しません
年末近くになると103万円の壁が気になるところですが、この給付金は給与収入ではありません。よって103万円のカウントには入りません。
扶養家族の判定に影響があるか
給与にならなくても、他に収入があれば、年末調整のときに配偶者控除や扶養控除が取れるか判定しないといけません。
しかし、この給付金は非課税ですので、そもそも税金計算上の収入とは考えません。よって、判定に含める必要はありません。
まとめ
せっかく給付金でもらったのに税金がかかると、生活支援の目的が薄れますので、非課税になったのは良かったと思います。この投稿は4月20日現在の情報により作成しています。今後、急に制度変更の議論も起こるかも分かりませんので、最新のニュースにお気を付けください。
追記
給付金の申請書(案)が総務省の事務連絡で出ていましたので、参考までにアップしておきます。郵送で送られてくる書面です。対象になる人が最初から印字されています。受け取らない人はチェック欄に×を記入するようです。書式は出ていますが、郵送日は未定ですので、まだしばらくは待ちの状態が続きます。