環境整備は、仕事をやり易くする環境を整えて、備えること、でした。
環境整備の基本は5Sで、「整理」、「整頓」、「清掃」について、
お話ししてきました。
今回は、残りの2つ、「清潔」と「躾(しつけ)」です。
清潔とは
環境整備でいう「清潔」とは、
整理、整頓、清掃を維持することです。
会社の中でいうと、だれが見ても、だれが使っても不快感を与えないように、
キレイに保つこと。
また、自分たちでいうと、
朝の出社時に、玄関の鏡の前で身だしなみのチェックをして、
部屋に入ってくること。
できれば、笑顔のチェックをするのもいいですね。
躾(しつけ)とは
環境整備でいう「躾(しつけ)」とは、
整理、整頓、清掃、清潔が習慣化することです。
習慣化するためには、毎日徹底して実践することが必要です。
徹底するためには、口うるさく言うことや、
分からない人には直接言ってあげたりする必要があります。
環境整備では、出来ているかどうかのチェックが必要です。
まとめ
環境整備で5Sが徹底して出来ていると、
最初は「形」から入っていったものに、「心」が付いてきている状態です。
仕事のやり方、進め方、気づきも自然と得られるようになっているはずです。
社員一人ひとりの心の成長は「よい社風」を作ります。
よい社風の会社は「いい会社」です。
経営者自ら5Sを実践して、社員とともに「いい会社」を作りましょう。